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お風呂には学びがたくさんあります

関係なさそうですがお風呂も学びの場です。じっくりと温まって体をほぐし、疲れを取る方法を身をもって知る時間になるでしょう。昔のように「肩まで浸かって百数える」ということはむしろ健康上悪いですが、毎晩体を温めて疲れを取り、清潔な体で質の良い睡眠を取るのは子どもの時に家庭で学びます。親がものぐさで風呂に入らない家庭だったり、朝シャワーだけで済ませる家庭だったりするとそれが普通だと思い込んでしまいます。海外のようにシャワーだけの国もありますが、日本は湿度が高く体も不潔になりがちで、湯船に浸かるのに適している民族です。昔ながらの入浴習慣が、結局いちばん体によく、病気やストレスを予防してくれます。しかしこういった習慣はなかなか家庭外で知るチャンスがありません。また大人になってからだと身に付かず、習慣にしようとしても苦労してしまいます。箸の持ち方と一緒で、家庭で自然に身につけていくのがいいでしょう。

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